前回の続きです。
⑥志望動機を考える
ポイント
→フランス語1500字は、日本語で600字相当に値する。
資料提出の他に、フランス 留学の動機について書くスペースがあります。
文字数は、1500字以内と決められています。A4サイズの紙2枚分も書かないといけないの!?
答えは、『いいえ。』です。
これは、フランス語で書いた文を求められているので、
ローマ字の文字数のことを指しています。
翻訳会社様のHPに以下が書かれておりました。
(参照:http://www.e-jesco.jp/kakaku.html )
よって、初めに日本語で600字程度の文を作成すると良いと思います。
また、志望動機には、フランス留学の動機・留学先の教育機関を選んだ理由・到着したい目的や将来(留学後)の展望を書かないと志望動機として受理されないので注意して下さい。
私は、この5つについて書き、全部で599字になりました。
・DALF C1を目指す事とその理由
・大学で学んだ事とそれを通して、これからフランスで学びたい事
・なぜ、その教育機関を選んだのか。
・フランスでどのように過ごすか(具体的に)
・留学後の計画
私の場合は、選んだ学校がFLEではなかったので、如何にここでしか自分が学びたい事を学べないかを記しました。
一貫性を持って文を組み立てる事が難しい場合は、一つ一つ個別に書き出してから、全部を合体させるやり方がオススメです。
また、翻訳を依頼することを考えていたので、難しい単語を使った文よりシンプルで分かりやすいように書きました。
次に、過去に3ヶ月以上の留学をした事がある人は ▶︎▶︎⑦へ
それ以外の方は ▶︎▶︎⑧へ
⑦以前の留学について
ポイント
→過去の資料と当時の事についてまとめる。
実は、過去に3ヶ月以上継続的にフランスに滞在した事がある方は、その時の事を書くスペースがあります。
また、それを示す資料(入学許可書、修了証…etc)を提出しなければなりません。
『言語能力』を説明する箇所にあるので確認して下さい。
分かりやすくどこで何をしていたかをまとめて下さい。
私は、以下の点を入れて日本語で320字で納めました。
・Lyonの語学学校にいた事、期間
・当時の語学レベルについて
・学校のアクティビティに参加した事とその感想
・ホームステイをしていた事
・勉強の仕方
せっかく計画を立てて他の資料を準備していたのに、
いざ提出するためにフォームを埋めている最後の最後に、
この欄があることを知りました。
おかげで、資料を探したり、翻訳を依頼するなどして計画した通りに提出できませんでした。
⑧翻訳する
ポイント
→ネイティブに依頼する。
次に、志望動機(⑦で考えた文章も)をフランス語に翻訳します。
あくまで、公的機関に提出するものなので、きちんとした文が適切です。
日本でも、受験の志望動機を書く時は何度も推敲するのと同じだと考えて下さい。
ということで、私は、ネイティブにまるっとお願いしました。
今は、インターネット上で簡単に良心的な値段で依頼することが可能です。
この世は便利ですね。
私は、翻訳プロを利用しました。
字数と納期の時間によって金額が変わりますが、要望も記入して依頼できます。
翻訳プロは業務委託なので、翻訳家と直接やり取りをするのでトラブルが発生することもあります。
しかし、トラブルが発生した時は、仲介業者に問い合わせをすれば対応をしてもらえます。
また、知り合いにネイティブの方がいれば自分で翻訳したものを手直ししてもらうのも良いかもしれません。
お金も節約できます。
⑨その他
ここまでに書いてきた資料は、私が提出しなければならないものです。
人によっては、奨学金に関するものや在学証明証、DELFやTCFの証明証、履歴書などが必要になります。
事前に応募フォームを一読し、必要なものは用意しましょう。
以上で、Step1. 必要な書類を集めるの説明は終了です。
続いて、Step2. Études en Franceに登録するの説明に移ります。
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